出るか、残るか
監査法人の今後
監査法人の今後は、どうなるのでしょうね。
今の不況の直前の大不況といえば、リーマンショックです。
当時は、ショック直後は、あまり影響が出ていませんでしたが、徐々に、経済に影響が出始めて、クライアントの業績も悪化し、値下げを要求され始め、監査法人も苦しくなっていった記憶があります。
今回は、リーマン時と違って、リーマン時に比較すると、財政支出等、支援が手厚いこと(リーマン時と比較するとという意味で、量的に十分かといえば、わかりませんが)と、二極化して業績がいい業種もあることから、リーマン時のように、不況が長期化するのかはまだわかりませんが、今年は、昨年よりも影響が出始める可能性もあります。
私は、監査法人の現役メンバーとの交流も、今はほとんどありませんので、どのような状況なのかよくわかりませんが、今後、影響は出てくる可能性はないとは言い切れないのではないかと想像しています。
少なくても、監査法人に影響がなかったとしても、担当しているクライアントが、厳しい業種の場合の監査自体は、厳しいものになるでしょう。
他の業界も様々
この不況によって、経済的な影響は、業界によって様々だと思います。
私が属している税理士業界も、少なからず既に悪い影響はありますし、経済の状況によっては、今後、さらに悪い影響が出ることは考えられます。(ただ、私自身は、悲観はしていません。)
独立しなくても、転職の場合でも、業界によって様々でしょう。
まとめ
もう監査はいいや、と思っている方や、独立をしてみたいと思っている方にとっては、判断が難しいタイミングになってしまったと思います。
ただ、こういう時に行動を行い、失敗を繰り返しながら得る成功体験というのは、今後、ご自身の自信になることは間違えないと思います。
将来的に、独立を検討している方は、独立後にも活用できそうなスキルを得るために、思い切って、他業種に転職してみるのも面白いかと思います。