事務所の将来はやりながら考えればいい
やってみないとわからない
何でもそうだと思いますが、結局、やってみてないとわからない部分はあると思います。
私は、監査法人に入って、監査を経験した時に思ったことは、なんだこれ、というギャップでした。
監査の実務は、もっと華やかで面白いのかなと思っていましたが、想像以上に地味でショックを受けたことを記憶しています。
税務の実務も同様で、ギャップを感じ、地味だなと感じました。
そもそも、会計という分野自体が地味なので、当然だなとは、今更ながら思います。
実務がわからないのに経営を想定できるわけがない
実務を通じて、その事業の経営について理解することは多いと思います。
税理士事務所も同様です。
雇われの身分であっても、実務を通じて、担当しているクライアントからもらっている報酬と労働時間やストレスとのバランスが理解できます。
人それぞれ、生活に必要な資金の量も、ストレス耐性も、その他色々な面で、求めているものは様々です。
実務がわからない、経営実態もわからない状態で、計画を立てるのは困難ですし、危険でもあります。
私も事務所の将来はまだわからない
私は、保守的な一面があるためか、事務所経営も慎重です。
人によっては、拡大して利益を増やすことを追求している人もいます。
利益が大きいのは、当然、私も憧れはありますが、その代償は様々あるのではないかとも想像しています。
AI、ITの進化、少子高齢化、その他、税理士業界にも、環境的リスクは存在します。
それらが、うまくバランスするのかという点で、私も悩みながら経営をしています。
まとめ
税理士事務所として独立したいけど、将来が全く想像できなくて踏み出せない方はいらっしゃると思いますが、私自身も同じでした。
監査法人という相対的に恵まれている環境にいるからこそ、わからない方向へ進むときの恐怖や不安が生じるのだと思います。
どの方向に進むにしても、まずは情報収集と経験が大事だと思います。