金平先生の日記 会計士の独立編

会計士、税理士の独立情報

強気の値付け

 

 

同業者のSNSを見た

 

偶に、同業者のブログを検索して、拝見することがあります。

 

検索するのは、同じ地域の方というわけではなく、対象は、全国で、主に、会計士で税理士として独立された方のものが多いです。

 

目的は、皆さん、どのように経営されているのかを知ることで、参考にするためです。

 

今回、拝見した方は、今年、税理士事務所として独立された方でした。

 

ブログの更新も続けられており、その点は、素晴らしいと思いました。

 

ただ、そのブログから、HPへのリンクがあったので、そちらも確認しましたが、気になったのは、私の感覚からすると、強気の値付けでした。

 

 

値付けは重要だけど

 

経営にとって、値付けは重要です。

 

私自身は、弱気なのか、偶に、安いのか、と思うこともありますが、そんな自分からすると、その方の値付けは、極めて強気だと感じました。

 

強気の値付けには、何かの根拠があるのかもしれませんが、私がHPを拝見する限り、その根拠がわかりませんでしたし、その戦略性もよく分かりませんでした。

 

そもそも、そんな強気の値付けを負担するクライアントが、その地域の、どの程度、いるのか、そして、その値付けに見合うサービスが提供できるのか、さらには、そのマーケットに、どのようにリーチしていくのか、私からすると、全く理解できず、極めて疑問でした。

 

 

まとめ

 

安価な単価で、自分の時間を安売りしたくない、という気持ちはわからなくもないですが、税理士業界の実情を理解せずに、戦略性なく強気の値付けを行うことも、どうなのかなと思いました。

 

特殊な税務に対応できるのであれば、理解できる部分もあったのですが、単純に、監査法人に在籍して、監査をしていただけですから、そんな能力があるとも思えせんでした。

 

最終的に、そのような理想を持つことはいいですが、そんなに甘い世界ではないと感じましたが、そんなことを伝えられるわけでもなく、今後を見守りたいと思います。