繁忙期と閑散期
繁忙期と閑散期
これについては、人それぞれだと思いますし、同じ人でも、今と過去、あるいは、未来では変化している可能性がありますが、税理士業務というのは、少なからず、繁忙と閑散の差が生じる仕事だと、私の場合は実感しています。
繁忙、閑散が生じる要因
私の場合ですが、まず、一般的ではありますが、1月から3月までは、比較的、繁忙期になります。
理由は、私は、比較的、個人事業の方からの依頼が多く、事業所得に関する所得税の申告の数がそこそこあるからです。
また、それ以外の期間においても、繁忙期と閑散期が分かれますが、その要因は、法人の決算申告と年末調整です。
法人の決算申告の件数が多い月は、当然繁忙になります。
逆に、それが少なかったり、なかったり、あるいは、件数が数件あっても、決算申告の内容が極めて単純な場合は、そこまで繁忙にはならず、閑散期です。
12月は、年末調整が一斉に発生するので、私の場合は、繁忙期になります。
まとめ
繁忙期といっても、私の場合は、全く休みがないわけではありませんし、夜も深夜まで、何日も連続で働くこともありませんので、監査法人の繁忙期に比べると、全く大したことがありません。
独立してしまえば、繁忙期と閑散期は、どのような依頼を受けるのか、そして、断るのか、によって、ある程度、自分で管理できます。
私も、ありがたいことに、定期的に、新規の依頼の相談を受けますが、お受けする場合もあれば、繁忙期に業務が生じるような仕事は、内容等によっては、断っており、今年も、何件かお断りしました。
私の場合は、やれば、まだできる程度の繁忙度合いですが、ペースを乱して、品質を落とすことが嫌なので、多少、所得は減っても、無理をして受けることはありません。
閑散期は、勉強するもよし、仕事をするもよし、趣味に没頭するもよしで、誰にも縛られることはありませんので、正に、経営者の特権です。
この特権を味を知ると、なかなか、勤め人に戻ることはできません。
私の知人会計士は、昼食後は、必ず、2時間(だったはず)は、昼寝をするとかしないとか。
もちろん、昼寝によって集中力は増すでしょうから、それも一つの戦略ともいえますが、監査法人に勤めている場合には、考えられない行動ですよね。