税理士事務所の経営は多種多様
税理士事務所の経営は非常に多種多様です。
地域
独立する地域によっても、税理士事務所の経営は多種多様です。
東京のような大都市圏か、地方の小さな県かという区分もあれば、同じ都道府県内においても、主要都市なのか、そうではないのかという区分もあります。
ご承知かと思いますが、税理士事務所は、2か所事務所禁止に厳しいです。
インターネット時代の今、集客の手段の一つには当然インターネットを活用され、会計ソフトやメール等、情報交換の手段の多様化、物流の進化・低コスト化によって、地理的な制約というのは、昔に比べると低くなりつつあります。
クライアントの規模
クライアントの規模も非常に様々です。
年商数百万円の個人事業も、年商数百億の法人も、依頼があれば税理士事務所のクライアントになり得ます。
一般的に、規模によって、業務の難易度も変化することがあります。
規模によって、やるべき業務内容、依頼される業務内容も変化しますし、業務内容、業務範囲、業務量によって、クライアント毎に費やす時間も変化します。
クライアントの業種
業種も非常に幅広いです。
業種も規模同様に、業務の難易度、業務内容、業務量に影響を与える要因になります。
税目の特化
税目によって特化している事務所もあります。
大都市圏では、相続税や資産税に特化した事務所があります。
法人しか受けない事務所もあれば、これは、非常に稀ですが、法人は全くうけずに個人事業しか受けない事務所というのも聞いたことがあります。
記帳代行をするかどうか
記帳代行というのは、簡単に言えば、帳簿作成であり、今では会計ソフトへの入力作業です。
クライアントから領収書等の必要資料の全てを預かり、それをクライアントの代わりに記帳することが、記帳代行です。
記帳代行をやるのか、やらないのか、どの程度やるのか、ということも、事務所によって様々です。
事務所の規模
事務所というのは、我々、税理士事務所の規模です。
税理士一人や、その他、数人のパートだけというケースもあれば、正社員が数十名、数百名という事務所もあります。
事務所の規模は、事務所経営に大きな影響を与えることは、説明不要でしょう。
まとめ
他の切り口も多様にあると思います。
私が挙げた切り口だけでも、税理士事務所の経営を考えるには、重要なものが多いと思います。
実務を経験しないと、独立して経営してみないとわからない部分は多々あると思いますが、それぞれにおいて、整合性のとれた経営の計画性というべきか、戦略を構築することが大事だと思います。
事務所の経営の仕方は、ご自身の価値観やライフスタイルが大きな影響を与えると思います。