金平先生の日記 会計士の独立編

会計士、税理士の独立情報

会計士の独立に関して相談するべき税理士の条件

 

 

相談するなら独立している会計士の税理士

 

税理士事務所として会計士が独立するのであれば、税理士に相談することが必要ですが、会計士が独立に関して相談するべき税理士は、やはり、会計士である税理士です。

 

 

会計士の税理士の方が相談しやすい

 

税理士事務所に転職後、数年以上の税務経験をもって会計士が独立する場合は別として、税務経験が全くない状態で独立する場合、相談を受ける税理士側に、会計士をもっているか否かによって、相談をする側も、受ける側も、心理的な抵抗の程度は、全く異なると思います。

 

相談を受ける税理士が、会計士ではない場合は、相談を受ける方も、そんなこともわからないのか、と思うこともあるでしょうし、それに抵抗を感じて、相談する側の会計士も、相談しづらい、できない、と考えることが多いでしょう。

 

相談を受ける税理士が、会計士の場合は、相談をする会計士の不安や足りない経験についても、理解していますから、自分もそうだっからといった感じで、色々な相談を受け入れてくる可能性が高いでしょうし、そのような配慮があると想像できれば、相談する会計士も、抵抗は弱いのではないでしょうか。

 

監査法人の非常勤の監査に関する相談も、会計士ではない税理士にはできません。

 

 

会計士と税理士は、互いに微妙な意識をしている

 

これはあくまでも私の感覚ですが、微妙な意識があります。

 

人にもよるとは思いますが、会計士を持っているかどうかで、微妙な心理的な壁をお互い感じている気がします。

 

会計士業界でも、所属していた監査法人の違いによって、微妙な空気感の違いを感じるように、生い立ちが違うということは、会計士とか税理士という資格だからというわけではなく、人間にとっては重要な問題なのかと思います。