金平先生の日記 会計士の独立編

会計士、税理士の独立情報

独立してから独立前やっておけばよかったと後悔したこと

 

 

ブログ

 

昨今は、情報社会で、一個人もブログやその他SNS等によって、容易に、情報発信が可能になりました。

 

独立前に、ブログを立ち上げておけば、独立後に、すぐに依頼がくるわけではありませんし、ブログを通じた依頼というのは、私の感覚では、年に数件あればいい方ですが、ないよりはあったほうがいいに決まっています。

 

ブログを立ち上げたとしても、情報が溢れている昨今では、検索によって自分のブログの一つの記事がヒットするまでにも、ある程度、時間を要します。

 

検索により記事がヒットして、自分のブログが認知されるためにも、ブログは早めに立ち上げて、ネット社会に長く存在させた方が好ましいです。

 

発信する情報の選択や、書き方も難しいですが、役立つ情報を早い時期から、より多く発信することが大切です。

 

検索される状態ではなかったとしても、名刺や、メールの署名に、アドレスを記入しておけば、読んでくれる人も稀にいます。

 

私は、独立前に、ブログはもっておらず、独立後に、暇だったこともあり、記事を沢山書いた時期があるのは、懐かしいですが、監査法人時代からやっておけばよかったと後悔したことは、今でも記憶にあります。

 

 

 

税務業務の見込み客となる人脈作り

 

今考えても、自分はバカだよな、と思いますが、独立しようと思っていた割には、独立後の見込み客となる人脈作りに関する努力を全くしていませんでした。

 

見込み客とまではいかなくても、人脈が広ければ、その知人の中から紹介が発生する可能性も高くなります。

 

勤務しながら、勤務後の時間で、人脈作りのための行動をするのは、大変ですが、独立後のことを真剣に考えていれば、必ずやっておくべきで、私には、独立に関する真剣さが足りなかったわけで、この点も、非常に後悔しました。

 

しかし、人脈作りというのは、実は、どのようにやっていいのかわからなかった、というのも事実ですし、今でも、難しいと思っています。

 

闇雲に、人を選ばずに、知人を増やすのは、いい人脈作りではありません。

 

限られた時間の中で、どのように、どのような人脈を作れば、自分にとっても、相手にとってもいい結果をもたらすのかを考えた上で、行動をすることが、効果的だと思います。

 

 

 

独立に関して相談できる先輩を見つけること

 

何事も経験は大事です。

 

独立して、どのようにお客さんを増やしていくのか、どのように経営していくのか、わからない業務についてはどうするのか、その他、独立すると今まで経験をしたことのない課題に数多く直面します。

 

その都度、最終的には、自分で解決していくしかありませんが、同業者で、そんな相談ができ、助言をもらえる先輩がいたら、どんなに楽だったか、と思うことはよくありました。

 

相談できる先輩を含め、独立に関して価値ある情報が得られるのであれば、有料でも得ることは必要だと思いますし、私が独立したころに、そのような人がいればよかったなと思います。

 

相談できる先輩というのは、同世代か、少し上の世代までに限定されると思いますが、それは、地域によっては、自分とその先輩がライバルになる可能性もあります。

 

同業者の数が多い都道府県は別として、そうではない都道府県においては、違う地域の先輩を相談相手にするのが、お互いにとっていいと思います。

 

相談される先輩としても、同じ地域でやっている後輩に、有益な情報を、例え有料であったとしても、出し惜しみすることは考えられますし、それは、当然の選択だと思います。

 

私も、将来、同じ地域の後輩に相談されても、教えないこともあると思います。