戦略は人それぞれ
税理士事務所の戦略
戦略といっても、様々な分野において、戦略があるかと思いますが、今回、対象にするのは、経営戦略というべきか、ターゲティングというべきか、つまり、どのようなクライアントをターゲットとして経営していくのか、ということです。
東京を初め、都市圏では、相続専門の事務所も珍しくなく、これは正に、そういった戦略ということです。
相続以外はやらない、という極端な戦略かどうかとまではいかなくても、普通の従来型の税理士事務所においても、戦略というのは十分に考えられます。
まとめ
私は、非合理、非効率的、非効果的という経営を避けたいので、戦略的に経営を行うべきであり、その時代に応じて、ターゲットを変化させ、今後も、そのようにしていくと思います。
ある知人の同業者は、個人事業の依頼は、今後、一切新規で受けない、といっていましたが、それも一つの選択肢です。
独立直後は、右も左もわからず、選んでいる余裕もないかもしれませんが、中長期的に、戦略的経営を行いたいと考えているのであれば、早い段階から、そのイメージを具体化しておくことは大事だと思います。
また、そのためにも、新規の仕事を幅広くやってみることも、最初は悪くないかもしれませんが、どこかのタイミングで、自分には合わないと思ったものは、避けるようにしていく必要があります。
戦略は、何も、顧客のターゲティングに限定されず、経営のあらゆる分野に、そのステージ応じて求められるでしょう。