金平先生の日記 会計士の独立編

会計士、税理士の独立情報

戦い方は色々ある

 

 

戦い方は色々

 

業界が長くなったことと、経験も増えたことで、戦い方は色々あると思えるようになりました。

 

今の自分の経験等を踏まえて、独立できれいれば、精神的に余裕をもって独立できたのだろうなと強く思います。

 

 

何が求めらているのかわからなかった

 

今、自分の独立当時を振り返って、当時の自分に足りなかったものは、実務的にも、人生的にも経験だと思いますが、その結果、事務所経営を考える上で、分かっていなかったことは、市場は、何を求めているのか、わかっていなかったことです。

 

例えば、私の場合、税理士として独立を考えた時に、求められていることとして、単純に思いついたことは、節税というワードでした。

 

もちろん、これは、根強い期待だということはわかりますが、一言で、節税といっても色々な分野、種類があります。

 

節税を追求しすぎると、脱税に近くなっていくわけで、節税を強く打ち出すことに、私は、独立当時から強い違和感を感じていましたので、その方向性は選択しませんでした。

 

では、節税を強く追及していかない、とすると、何を強みとしていけばいいのか。

 

今も完全にわかったわけではありませんが、経験が乏しかった自分は、今以上にそのことはわかりませんでした。

 

 

経験を通じてわかったこと

 

当然、節税に対するニーズが強いことは、当時も今も同じですが、それにも、法の範囲内という限界があります。

 

現時点で、私が感じていることは、市場が我々に求めていることは、意外と単純で、簡単なことであることも多いということです。

 

そのようなニーズをもっている市場も普通にあります。

 

また、最近感じることは、非常に限られたマーケットではあるものの、専門性の高い分野については、特に、地方で優位性を発揮している事務所はあまりないということです。

 

ただ、例えば、都市圏で増えているような、例えば、相続税に特化したというような事務所は、地方においては、なかなか難しい経営になることが予想されます。

 

経験が浅いのに、専門性の高い分野に入っていくことは、危険だと思いますが、経験が増えると同時に、徐々に、そのような分野を強化していくことで、それが強みになる可能性が高いのではないかと、仮定しています。

 

私も徐々にチャレンジしていきたいと思います。