金平先生の日記 会計士の独立編

会計士、税理士の独立情報

外見と財政状況は完全に相関しない

 

 

 

監査法人時代の個人的な予想

監査法人時代に、税務の世界への興味が強くなっていった時に、勝手にシュミレーションをしていました。

そして、その時に、予想していたのは、やはり、外見と資産状況は、高い相関関係にあるのかと思っていました。

例えば、分かりやすい例でいえば、高級車に乗っている経営者は、それなりに稼いでいて、財政的にも余裕がある可能性が高いのではないか、ということです。

しかし、独立して色々な方と接する中で、外見と財政状態は、完全に相関関係にはないことがわかりました。

 

事例

例えば、高級車に乗っている経営者でも、実は、手許資金が大して多くないのに、その手許資金以上の高級車をフルローンで乗っている方というのは、少なくありません。

金融機関が貸してくれるし、会社の車だから、せっかくなら乗ろうか、という気持ちもわからなくもありませんが、私の価値観の中では、あり得ない選択です。

一方、以前、某無料相談会に相談に来られたご老人は、大変質素な外見でお見えになりましたが、資料を取りだし、提出されたものは、大量の上場株式の配当通知書でした。

一見普通そうにみえて、結構な資産をお持ちの方もいらっしゃいます。

 

まとめ

外見は大事ですが、全てではありませんし、外見と財政状況は、完全に相関しません。

外見で騙されてはいけませんし、外見だけで判断してはいけません。