本当かよ?会計士の独立初年度の売上
検索していたら
先日、会計士の独立絡みのキーワードで検索をしていたところ、どこかのサイトで、会計士の独立初年度の売上に関するアンケート結果に関する要約の情報がありました。
私が驚いたのは、その結果が結構高かったことです。
おそらく、東京を中心とした首都圏の会計士がアンケート対象になっていることと、売上といっても、監査法人の非常勤監査からの収入も含まれていること、さらには、東京特有のIPO絡みや、MA絡みの高額案件の報酬も含まれていることが予想されますが、それにしても、1,000万超の方の割合が多くて驚きました。
アンケート実施時点と今では、おそらく環境が異なりますが、仮に、そのような会計士特有の仕事の市場がまだ存在しているとすれば、このアンケート結果からすると、そのような仕事を見つけてから独立すれば、余裕じゃん、と思ってしまいましたが、一方で、本当かよ?と若干疑問も感じました。
まとめ
その結果がどれほど実態を正確に表しているのかわかりませんが、私の感想は、それが実態だとすれば、都会はいいなと思いました。
ただ、やはり、そのようなアンケートに回答する方の多くは、どちらかというと、成功している方の方が多い可能性があることと、地方にいけば、そのような仕事も少ないので、冷静に評価する必要があると思いました。
純粋な税務の仕事だけで、独立初年度から売上1,000万超というのは、東京であってもなかなか難しい数値なのではないかと思います。
それが実現できる人は、独立前から相当な準備をしていた方や、税理士事務所に転職して、経験も人脈も豊富な方、そして、独立直後から、各種広告費を多額に投入した方のいずれかではないかと思われます。
税務において、独立初年度から十分な売上を早期に実現できることは、確かにいいこともあると思いますが、いいことばかりでもないのではないかとも思います。