金平先生の日記 会計士の独立編

会計士、税理士の独立情報

精神的に辛かった時期

 

 

その時期

 

私の場合、意外かもしれませんが、開業して3年目くらいで、新規依頼数が増加した時期でした。

 

それ以前は、経営的に苦しかったので、そういう辛さもありましたから、新規依頼が増加して、収入も徐々に増え始めて、経済的苦しさは緩和され、また、クライアントからの信頼も獲得しつつあったので、満足度も高まっている時期でもありましたが、一方で、精神的に辛かった時期だったと思います。

 

 

その理由

 

最大の要因は、新規の増加だと思います。

 

今でもそうですが、新規の依頼は、大変ありがたい一方、お互い手探りの状態から始まりますし、お互いどのような人かもわからず気を使います。

 

新規開業の方の場合は、何をどうすればいいのかわからないので、一から教えないといけませんし、質問も多いです。

 

別事務所からの変更の方の場合は、従前のやり方との違いから、戸惑い等を感じる方もいらっしゃるので、気を使います。

 

今は、無理に新規を増やそうとも思っていませんが、当時は、経営の安定を図る時期でしたので、拡大しようを思ってやっていたので、どうしても新規の数が増えます。

 

新規の増加が、毎月のように続くと、今では考えられないほど、仕事に追われている感じがして、気が休まることは少なかった記憶があります。

 

 

まとめ

 

辛い時期というのは、どうしても逃げ出したくなることがありますが、私は、この時期に逃げ出さなくてよかったと今は思っています。

 

そういう時期が来ると思ってやっているのと、そうではないのでは、大きな違いがあると思うので、頭の片隅で覚えておいてください。

 

どうしても辛くなれば、新規の増加ペースを管理すればいいだけです。

 

ある程度、新規を獲得できる状態になれば、その後も、長期的に、緩やかに新規が増加できる状態だと思っていいと思います。