契約解除となる時
定期的に契約解除は生じる
私の事務所では、定期的に契約解除が発生します。
大半の場合は、依頼人からの申し出ですが、稀に、私から申し出ることもあります。
お互いにどうこうというよりは、経営者が高齢や疲れたという理由での廃業や、そもそも税理士費用自体を負担するのが厳しい状態の場合は、仕方がありません。
その他の解除も仕方がないですが、個人的には理解できない場合や、解除したいと思っていたけれど、先方から言ってくれたという場合も少なくありません。
解除事由の例示
上手くコミュニケーションが取れない場合
これは、少なくても我々の立場かららすると相当ストレスですし、先方もストレスを感じているでしょう。
私の日本語の表現も悪いのかもしれませんが、できるだけ、わかりやすく表現しているつもりですが、それでも不可能な場合は、この方とは長期的に付き合うことは無理だと割り切るしかありません。
専門用語を使うな、ということを言われますが、そういう名称のものがあったりするわけで、最低限の専門用語には、慣れて頂かない、我々としてもどうしようもありません。
資料提出遅延が頻発する場合
これも何度いってもなくならない方がいます。
個人的には、信じられないです。
特に、難しい様式の資料の作成や、手間のかかる方法での準備を求めているわけではありませんし、それほど資料の数も多くない方の場合もあります。
何度言っても直らないかたは直りません。
毎月のようにお願いするこちらも、嫌気がさしますし、その人の言動を信用できなくなります。(来月からはちゃんとする、とおっしゃる場合が多い。)
いい大人なんだから、それくらいしっかりしてよと思います。
こういう方は、いずれこちらから断ることになります。
直らない限り、どこの事務所にいっても、嫌われるだけなのですがね。
まとめ
解除理由は、他にも色々あります。
監査法人のクライアントの担当者の中にも、非常に稀にルーズで適当な人もいますが、中小企業等で酷い方の場合は、そのレベルではありません。
しかし、大半の方は、お願いすれば、ちゃんとやって頂けます。
人それぞれ考え方があると思いますが、私は、お互い合わない場合は、お別れするのが一番だと思っています。