会計士の独立に役立つ情報を書く理由

会計士のキャリアというのは、色々な選択肢があると思います。

私がお話できることは、私の経験したことだけであり、会計士の独立に関してです。

私は、会計士試験合格後、大手監査法人に入り、その後、税理士事務所を経て、税理士登録を行い、税理士事務所として、いうべきか、会計事務所として独立して今に至ります。

現時点では、収入のほぼ100％が、税務によるものです。

考えてみれば、独立してから10年弱くらい経過していますが、1人で独立して以来、未だ、自分一人で事務所を経営していますが、現時点で思うことは、独立してよかったということです。

独立してよかったということは、相対的に、独立前よりも今の生活の方がいいと思っていることが前提になりますが、もちろん、独立して、全てがいいことばかりではなく、嫌な思いも色々してきましたし、今でも、嫌な思いをすることはあります。

そんな会計士の独立に関する、いいことも、嫌なことも含め、会計士の独立に関することについて、独立を検討している若手の会計士に情報発信することに、一定の意義があるのでは、と考えるようになったのが、これを書く理由です。

他でもない、私自身も、独立するかどうかについては、相当悩みました。

最大の理由は、やっていけるのかどうか、という不安だったと思います。

今は探せば、他にも、会計士の独立に関する情報を発信しているブログ等はあるのかもしれませんが、当時は、そのようなものはあまりなく、とにかく不安だったことだけは、今でも記憶しています。

独立に関しては、正直、向き、不向きもあると思いますが、それを判断するにも、まずは、会計事務所のリアルな現実という情報が大事だと思います。

私の経験したことと限られますが、是非、判断に役立てて頂ければ幸いです。

そして、独立したい、独立に向いている、と考えられた会計士が、微力だとは思いますが、業務を通じて、社会に貢献する場面が、一つでも増えれば、このような情報を発信してよかったと思えるのではないかと考えています。

このブログを通じて独立した会計士が、それぞれの場面で、活躍する日を来ることを期待します。