金平先生の日記 会計士の独立編

会計士、税理士の独立情報

生産性の高い生活

 

 

ちきりんさんの書籍を読んで

改めて、ちきりんさんの書籍をいくつか読み返していますが、自分が彼女のいっていることができているかどうかは別として、共感する部分が多いです。

中でも最近、共感したことは、生産性の高い生活、です。

この本に書かれています。

 

 

すべてのことに生産性を求めることには賛否両論あるかもしれませんが、私は、深く共感しています。

今更ながら、私自身も、監査法人を辞め、独立したのは、生産性の高い生活を求めていたからであり、生産性の低い生活を続けることに疑問を感じていたからかもしれない、と思った時に、非常にしっくりきました。

 

 

生産性の高い生活とは

単純ですが、仕事の生産性を上げ、仕事時間を短縮し、自分のやりたいことに対しても生産性を高めながら行い、生活全般を通じて、生産性を高めることだと、解釈しました。

私が監査法人にいた時は、出勤に始まり、クライアントに出向き、上司に振られた仕事をいかに効果的かつ効率的に行うのか、ということでした。

個人的には、仕事そのもの生産性を高めることが、自分の評価を上げ、プロモーションにつながると信じていましたが、私の成果や人格にも問題があった可能性も大いにありますが(笑)、組織としてそのような人事制度にはなく、不満を感じていたのは事実でした。

あくまでも、主観的な自己評価ですが、どれだけ生産性を高めて仕事をしても、評価もされず、昇進速度も上がらない、環境にいたとすれば、そこにとどまり、その仕事で生産性高く仕事をし続けることは、馬鹿馬鹿しく感じるのは、当然です。

そのことを我慢し続けながら、徐々に、昇進を待つのが、我が国の常識的価値観なのかもしれませんが、今よりも若く浅はかだった当時の私は、そのことに我慢ができないと、早々に判断し、辞めることを決意したことは、今でも記憶しています。

 

 

まとめ

独立すれば、生産性の高い仕事を選択し、生産性を高めることで、時間に余裕が生じます。

生じた時間で、個人的なことをしてもよければ、他の仕事をすることもできます。

そのような生産性の高い生活スタイルを実現するために、独立することは、会計士の私にとっては、必要な手段だったのだと感じさせられました。